会社案内

会長あいさつ

当社は、1995年夏、東京都調布市に生ぶ声を上げた、サーチ型の人材紹介を主とする
コンサルティング会社です。その後オフィスは麹町、平河町、半蔵門、そして新宿と変遷してきましたが、一貫してメディカル領域(製薬、医療機器)を主軸とした活動を展開して来ております。

創業時、200社ほどしかなかったこの業界も、今では6,000社とも7,000社ともいわれるほど競争の激しいものとなり、まさしく‘雨後の竹の子‘状態になっております。しかしこれだけあまたの数の人材会社があり、また“にわかメディカル”をかかげる会社が多いなか、現実には、医療分野に特化した、しかもサーチファーム(ヘッドハンティング方式)として10年余りの歴史を持つ会社は、日本においてはほとんど例がありません。

生成消滅の激しいこの業界で、10年以上にわたり単一の領域だけで、確たる実績を上げてきた理由は、端的に述べると以下の5点だと言えます。

  • Client(企業)の絶大な信頼を得ていること
  • Candidate(求職者)の確たる支持を得ていること
  • 当社コンサルタントへの莫大なる教育投資を続けてきたこと
  • メディカルの知識もさることながら、本来のサーチ及びコンサルティング業務を主軸として位置付けてきたこと
  • 創業以来、他社との圧倒的差別化を可能とした様々なコンサルティングスキルと、その土台を成す確たる経営理念があること

1,2はむしろ3〜5の結果と言えるでしょう。人材紹介者は、よく「エージェント」と称されます。悪い商売表現では、”人を右から左へ移す”、”紹介する”と言われます。しかし、単に企業に機械的に人を紹介するのであれば、私共の様な会社は必要ありません。パソコンが一台あれば大概の情報は入手出来ます。現にIT、Networkの革新により、物の世界は劇的に変わりました。

しかし、人は物ではありません。年令を問わず、それぞれの人には、様々な事情、様々な側面、様々な思惑、そして様々な可能性(Option)が存在します。そしておもしろいことに自己の性格、能力、あるいは容姿にしても、十二分に把握している人は、ほとんど皆無と言えます。ましてやその人の客観的評価(みかけへの本音)は、当人も知る由も無い場合が多いのです。

Review

当社では、毎日の様に使う言葉に‘Review‘という単語があります。聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますが、これは一言で表現すれば「事実をありのまま知ること」と言えます。歴史とはまさしくReviewの集大成と言えるでしょう。しかし残念ながら、事実を事実そのものとしてReviewすることは大変難しく、且つ骨の折れる作業です。ましてや自分自身を単独で正確にReviewすることは、不可能と言っても過言ではありません。

企業の内実をReviewすることもかなりの困難を要します。正直言って、表に出て来る顔、会社情報、スペック(求人情報)等は、必要なReviewのごく一部にしか過ぎないのです。よって自分自身も充分Review出来ず、また一緒になるかもしれない相手企業の事は更にReview出来ない。その結果は、お察しの通り、極めてRiskyとならざるを得ません。

そのRiskをいかに合理的に低減させつつ、速やかに事を運ぶかが、転職に当って最も重要となります。(もちろん、Risk,0はあり得ませんが…)これはコンサルタントとしての技量と共に、その理念が問われる点であります。

フェアフィールドでは、コンサルタントに対し、入社後、徹底的に本人のReviewに向けて膨大なエネルギーを費やします。そして例外なく、よりナチュラルな人間として新たに再出発するのです。(別に洗脳するわけではありません。)この作業の間、本人のみならず、会社及び先輩達も、最も苦しい時間を過ごすことになります。

何故このように面倒で、且つエネルギーやコストのかかる事をやるのか?それは、自分自身をReview出来ない人間に、人のReviewは出来ないからです。また、いつかある程度のReviewを終えた人間は、すぐにパワフルでスムーズな仕事が出来る様になります。
(これは中長期的には、会社そのものにも大きなメリットをもたらします。)

あなたのReviewが出来る人間、それはあなたのごく近しい人を含め、残念ながらそう多くはありません。ましてや、アカの他人がわざわざReviewしてくれることは先ず無いでしょう。
ここにFairfieldの存在価値があると私は信じております。単なる転職、求職、紹介という次元に留まらず、あなたをReviewすること、すなわち新たな自己を垣間見ることを可能とする存在、その一助となること。それが私達フェアフィールド社全社員の目指すところであります。

いささか堅苦しい話になりましたが、私共の考えをご理解頂ければ幸甚であり、またこれを機会に、是非、弊社コンサルタントとコンタクトを取っていただく事をお勧め致します。


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